ニンニク注射とは
名前は知っているけど、よく分からなかったもの。
私にとってそれはニンニク注射です。
20年くらい前でしょうか?
一時期、芸能人やスポーツ選手の間で流行っていた記憶がありますが、患者さんから話を聞いて、改めて疑問を持ちました。
ニンニク注射って一体何なんでしょう?
調べてみると、ニンニク注射は、ニンニクそのものではなく、ビタミンB1を含む栄養剤のようです。
注射内のビタミンB1は、吸収の効率を高めるため、ニンニクの主成分であるアリシンと結合した状態になっているそうです。
ニンニクの臭気がするのは、このためとのことでした。
それではビタミンB1にはどのような働きがあるのでしょうか。
体のエネルギーはすべて糖から作られていますが、ビタミンB1はそれを助ける働きをします。
ニンニク注射は、打つことで体内のエネルギー生産を高め、疲労回復効果促進を狙っているようです。
戦後、ビタミンB1の注射が神経痛の薬として用いられていたそうですが、これには代謝を高め治癒を早める目的があったのかもしれません。
メーカーによっても違いがありますが、内容量の記載がありました。
ビタミンB1 50mg
ビタミンB6 30mg
ビタミンB12 500μg
ビタミンC 100mg
これはスタンダードなニンニク注射で1本2500円だそうです。
ビタミンB1の推奨量は1.0㎎/1000kcalです。
ビタミンB1は水溶性なので、不要な分は尿として排出されるますが、それにしても十分すぎるほどの量です。
体がきちんとビタミンB1を利用できる環境であれば、効果を発揮するでしょう。
しかし、うまく糖が利用できない体だと、打っても効果は期待できないでしょう。
やはり健康という土台が大事だなと、私は感じました。

