数学的に地球での生命誕生は困難

「数学的に地球で生命誕生は困難」:生命の起源に情報理論からの一撃

地球上の生命は本当に“偶然”生まれたのでしょうか?

イギリスのロンドン大学インペリアル・カレッジ(Imperial College London)で行われた研究により、
数学的な視点から見ると、地球での生命の自然発生は非常に起こりにくい可能性が示唆されました。

研究では情報理論が駆使されており、最初の生命が誕生するために必要な「情報の積み上げ」が原始地球の環境で到達できる可能性が検討されました。

その結果、非常に特殊な介入や保護がなければ、生命活動を点火するための情報の積み上げがほぼ不可能であることが示されました。
偶然にまかせたランダムな化学反応だけでは、生命誕生に必要な『当たり』を引くことは現実的に不可能だったのです。

そのため論文では高度な知的生命体が意図的に生命の種を地球にまいたとする「指向性パンスペルミア説」についても触れられており、
慎重な姿勢は維持しつつも論理的にあり得ると述べられています。

ドラえもんには、のび太がミニ地球を作って、神様になるという話があります。
のび太の創世日記という映画でのエピソードです。

この話に出てくるのは創世セットという道具ですが、地球を誕生させるためには、まずは宇宙を作らなければいけません。
しかし、これはそう簡単なことではなく、生物が誕生させるのはとても難しいとドラえもんは説明します。

実際に地球も、絶妙なバランスで成り立っています。
太陽との距離は、近すぎても遠すぎても、生物は生存することが出来ません。
地球と太陽の距離は、実に奇跡的なバランスです。
水の存在や他の惑星との距離等、どれ一つ欠けていても地球は存在しえないのです。

のび太は、雑に宇宙の素をかき混ぜたにも関わらず、ミニ地球を誕生させました。
それは偶然の産物かもしれませんし、必然だったのかもしれません。
しかし、他からの刺激こそが、宇宙や生命が誕生するきっかけとなったのです。

科学が進歩し、色々なことが説明できるようになりました。
しかし世の中にはやはり、どう考えても不思議なことがたくさん起きています。
一例として言えば、実はアレルセラピーも神様からの力を借りています。
生命の誕生にも、偉大なる何者かが力を貸してくれたのではないでしょうか。