心臓の働き
心臓は言わずと知れた重要な臓器です。
体の隅々に血液を供給するポンプの役割をする器官であり、一生涯、一度も休むことなく働き続けます。
東洋医学では、さらに知覚・思考・意識・判断等の精神機能にも関係していると考えられています。
確かに、心臓がどきどきした落ち着かない状態では、正常な判断や思考ができません。
何となく分かる話です。
重要な臓器だけあって、構造的にも心臓は一味違います。
心臓はむき出しの状態で胸にある訳ではありません。
心膜という丈夫な膜に包まれて、守られるように位置しています。
さらに、心臓はじん帯によって強力に固定されています。
心臓と胸の骨をつなぐじん帯、心臓と背骨をつなぐじん帯、心臓と首をつなぐじん帯…。
心臓がブラブラと安定な状態では、きちんとしたポンプの役割ができません。
骨という骨格組織に人体でしっかりと固定されることで、心臓は安定して働くことができます。
しかし、この固定によってマイナスの影響を受けることがあります。
心臓をつなぐじん帯が固くなり、逆に背骨や首に影響してしまうことがあるのです。
この代表的な例が首の寝違えです。
すべてではありませんが、心臓が関係しているケースは、臨床上、非常に多い印象です。
身体にはつながりがあります。
その首の痛みや背中の症状、もしかしたら心臓が関係しているかもしれません。

