心臓と肩こりの関係

首と関係しているのは肺だけではありません。
首は、心臓ともつながりがあるのです。

心臓も、胸膜という膜で包まれています。
肺も胸膜で包まれますが、体内の臓器はすべて膜で包まれ、その膜には名前が付けられています。
名前が違うと全く別のものを想像しがちですが、実際は組織に切れ目はありません。
これは当たり前の話で、そもそもは同じ組織であり、あくまでも名前は解剖学的な分類なのです。

心膜は首の筋膜が下がってきたものです。
さらに、心臓から首へは、心椎骨靭帯という靭帯が伸びています。
また、胸骨には心胸骨靭帯が伸び、背骨には椎骨心膜靭帯が伸びています。
胸部の柔軟性は、構造上、首や肩に影響してしまうのです。

最近は、胸郭が固く、それが肩こりの原因になっているケースを多く見かけます。
心臓が悪いというと大抵の場合ギョッとされますが、心膜の緊張や靭帯の緊張によって心臓の動きがなくなり、肩こりを感じている方はとても多いのです。