身体は勝ち抜いてきた

人間には、もともと感染症に対する防御力が備えられています。
鼻から吸って口から吐く鼻呼吸は、その一つの防御機構です。

鼻の奥には副鼻腔と言う空洞があります。
副鼻腔は粘膜で裏打ちされており、粘膜にある線毛によって外敵を排除する仕組みがあります。
また、副鼻腔では常時、強力な殺菌効果のある一酸化窒素が産生されています。
鼻呼吸とは、元々優れた感染症対策なのです。

一方、マスクとは一体何なのでしょうか?
マスクの網の目に比べると、ウィルスや細菌は非常に小さな存在です。
マスクがサッカーゴールだとすると、ウィルスはゴルフボール大の大きさです。
ウィルスの視点からだと、やすやすとマスクを潜り抜け、内部に侵入することが可能です。

確かに、マスクは、のどを潤したり、くしゃみをした際の飛散を防止する働きがあるかもしれません。
しかし、マスクに使用される不織布は、プラスチックの線維を抗菌剤や漂白剤で処理したものです。
それらの化学物質を吸い続け、酸素供給を制限するマスクとは一体何なのでしょうか?

先日、ハーバード大学の研究者が、人間には単に呼吸をするだけでウィルスを殺すメカニズムを持つことを発見し、ネイチャーに論文が掲載されました。
マスクとは、そもそも科学なのでしょうか?

他国ではもうすでにマスクの習慣はないそうです。
しかし、ここ日本においては、まだまだマスク信者が多く、お店に入る際にはマスクを求められます。

人類には、病原菌と戦って勝ち抜いてきた歴史があります。
身体にそなわる英知は、すでにウィルスとの戦い方を知っているのです。