骨は固いだけじゃダメ

最近、骨が固い方が多い様に感じます。
えっ、骨って固いものじゃないのと思った方、実は骨は固いだけではダメなのです。
骨が異常に固いのは、立派な病変です。

もちろん構造を支えるため、骨は固くなければなりません。
しかし、固さと同時に、しなやかさも必要です。
固いだけだと、衝撃が分散できず、かえって折れやすくなってしまうからです。
ダイヤモンドは世界で一番固い鉱物ですが、意外なことに落下によって簡単に割れてしまいます。

病変を持つ骨は密度が高く、触れると異常な固さを感じます。
骨の中にこういった固い場所があると、衝撃の分散が出来ず、他の部位に衝撃が伝わります。
その結果、身体のバランスが崩れて、構造に影響します。
骨の固さも、ゆがみの原因になりうるのです。

この原因としては、外力によるものだったり、骨の内部の組織による二次的な影響など、様々です。
疲労骨折は練習のしすぎが第一に言われますが、こういった骨の固さも関係しています。
骨には、固さとしなやかさという、相反する性質が求められるのです。