人口こそ力
先日のニュースには衝撃を受けました。
25年後にこの数まで減少すると予想していた出生数を、わずか5年で達成してしまったという報道です。
年金問題や国力低下など、出生率の低下によって多くの問題が生じていますが、日本の未来は一体どうなってしまうのでしょうか。
日本政府は、出生率の低下への対策として移民政策を進めています。
海外からの移民を受け入れて、この減少分を補おうという考え方です。
しかし私は、あまりに安直な考えのように感じます。
多くの人は、病気になると薬を飲んで治そうと考えます。
しかし、病気が良くなるのは治癒力のおかげであり、薬そのものの力ではありません。
ずっと薬を飲んでいるけど、全然良くならない…。
もう1ケ月以上も咳が続いている…。
これらの例は、薬が病気を治すものではないことを物語っています。
治癒力が働かなければ、どんなに薬を飲んだとしても、良くはなっていきません。
治癒力こそが、治癒の本質なのです。
移民政策は薬と一緒です。
移民によって労働人口は増えるかもしれませんが、それで国が強くなるかは分かりません。
子供の数を増やし、育てやすい環境を整え、しっかりした教育を施すことが、まず必要なことです。
少子化対策こそ、弱り切った国の治癒力を回復させる、唯一の手段なのではないでしょうか。
世界のグローバル化、多様性、難民問題、確かにそれは考えなくてはいけないことです。
しかし、安易に移民を受け入れることも、その解決策だとは思えません。
なぜ戦争や紛争が絶えず、なぜ日々の暮らしに困っている人が大勢いるのか?
根本的な問題は、富が大きく偏り、世界が一部の民によってコントロールされていることにあるでしょう。
安易な政策は、やはり安易な結果しか生み出しません。
ステロイド剤は筋肉を爆発的に増やす薬ですが、そのツケを後で大きく払う破目になります。
何事も、本質に沿った道を歩むことこそが、何よりも重要なのです。

