心臓が動いていない?

心臓の動きが良くないですね。
このように指摘をすると当たり前ですが、皆さん驚かれます。
しかし、本当に動いていない訳ではありません。
当たり前ですが、心臓に問題があったらそれこそ大問題でしょう。

それでは、動きが良くないとは何を言っているのでしょうか。
私たちは、心臓の持つ可動性に注目し、それを評価した結果としてお伝えしています。

心臓は、肋骨と背骨に囲まれた空間に位置していますが、ただぶら下がっているわけではありません。
真ん中よりちょっと左にズレた場所に、靭帯や筋膜によって固定されています。

心臓が動いてしまったら大変です。
そのため、がっちりとは固定されていますが、全く動かない訳ではなく、ちょっとした遊びがあります。
施術家は、そのちょっとした動きに注目しているのです。

身体を動かす時、そのちょっとの動きが重要になります。
外の筋肉だけではなく、中では内臓も一緒に動いていて、全体の動きに関係しているからです。

例えば、肺の動きは首に関係していますし、腸の滑りは腰の動きに関係しています。
しかし、滑りがあまりない状態だと、身体の連動がうまくいかず、次第に問題を起こすようになります。

当たり前ですが、病院に行って検査をしてもこのような異常は見つかりません。
そして、エビデンス的な根拠が薄いので、医師からはこれが胡散臭がられる原因になっているでしょう。

しかし、ちょっと大きな目線で考えると、すべてのものは絶えず動いています。
そして、流れが止まると澱んだり、濁ったり、腐ったり、問題を起こすようになります。
健全な身体とは、内臓も含めて、スムーズに動き流れている状態です。
その動きが失われている状態、それこそが心臓が動いていないの真意です。