目立ちさえすればいいの?
最近やたらと”○○はがし”が流行っているような気がします。
特に肩甲骨はがしの認知度は、世間的にも高まっているかもしれません。
一応説明しますが、はがすと言っても本当にはがすわけではありません。
肩甲骨は多くの筋肉が付着する骨で、意外と身体への影響が強い骨です。
正常であれば肩甲骨の内側に手が入りますが、筋肉の固さが邪魔して手が入らない場合があります。
この関係する筋肉をゆるめて、正常化するのが肩甲骨はがしです。
しかし、この”○○はがし”が最近、行き過ぎているように感じます。
先日見つけたのは、咬筋はがしという文言です。
咬筋とは噛むときに使われる筋肉ですが、この筋肉の筋膜リリースのことでしょうか。
まさに流行りに乗っかった表現でしょう。
さらにビックリしたのは頭蓋骨はがしという表現です。
昔、漫画で仙骨はがしという技を見ましたが、それはさすがにやり過ぎです。
仙骨はがしは一撃必殺の秘技でしたが、頭蓋骨はがしも同じなのでしょうか。
今の世の中、インパクトが求められます。
特にユーチューブ等でも、派手なサムネイル等が再生数を稼ぐのに重要だそうです。
しかし、まともに勉強してきた人間がこのような表現を好むとは思いません。
技術に対するプライドがあるからです。
私に柔軟性がないだけかもしれませんが、周りにも誤解を与える表現には違和感を覚えます。
流行り物は必ず廃れていきます。
果たして、この”○○はがし”が10年後、残っているのでしょうか。
まだまだ世間の認識は整体に対して寛容ではありません。
事実、”○○はがし”に否定的な人もチラホラ見かけます。
派手な名前で注目を集めるのではなく、実力で認知されることが、私は業界には必要だと思うのです。

