マイナンバー騒動
2月の最終日。
ニュースではマイナンバーカードの申請に、駆け込みで殺到する人たちが大勢映し出されていました。
マイナンバーカードを申請し、公金の受け取りや健康保険証として登録すると20000円分が貰えます。
得をしたいという気持ちよりも、損をしたくないという気持ちの方が強く働くと言います。
最終日に焦る人たちが多いのも、この心理を如実に表していることの証明でしょう。
しかし、この20000円とはどこから出てきたものなのでしょう。
考えなくてはいけないのは、政府が気前よく無料で配っている訳ではないということです。
即ち、この税源は未来の税金です。
マイナンバーカードとは大切な個人情報です。
そして、保険証の情報も重要な個人情報です。
もちろん公金受け取り口座も、大事な個人情報です。
これらが紐づけられることによって、究極の個人情報カードが作られることになります。
しかし、マイナンバーカードはセキュリティーの脆弱性が危険視されています。
まず、これらの情報はサーバーに保存されますが、サーバーを管理するのは日本の企業ではありません。
米国1万3,000人分、韓国1億400万件の個人情報流出が問題になっています。
また、そもそも政府がこれらの情報の一元化を進める理由とはなんなのでしょうか。
マイナンバーは元々、国民総背番号制という名前で、その時は大反対に合って一度は姿を消しました。
そしてマイナンバーと名前を変えましたが、していることは同じで、ゆるやかに権限を大きくしています。
マイナンバーは保険証と紐づけられることになっており、紙の保健証は2024年の秋に廃止の予定です。
また、自治体のマイナンバーの普及率によって地方交付税の額を変えることも公言しています。
元々は任意だったはずが、非常に強硬な姿勢と言わざるを得ません。
これらを推進するベースにあるのはやはり利権の問題でしょう。
マイナンバー事業には政官財の癒着があることが過去のニュースから明らかになっています。
その他、献金をしている大企業との関係性からも利害関係は浮き彫りです。
ゆるやかな戦前、タモリが徹子の部屋で今後の日本について語った言葉です。
正義の名のもとに、多くの人たちはそれが正しいと信じ、疑問にも感じません。
ニンジンの先には何が待っているのか。
目先の得に目がくらんでいいのか。
日本が好きだからこそ、私はこういった騒動を心配してしまうのです。

