ディピュクセントとは
私は元々アトピー持ちです。
現在はほとんど良くなっていますが、それなりに酷かった方だと思っています。
アトピーの方なら分かると思うのですが、アトピーはかゆみとの戦いです。
かいちゃいけないとは分かっていても、その衝動がどうしても止められないのです。
日中は理性で抑えられたとしても、朝、血だらけのシャツを見た時の絶望感といったら…。
かきむしってボロボロになった皮膚の名残は、今でも首回りに薄っすらと残っています。
私の場合は、薬ではアトピーが良くなりませんでした。
ステロイドの軟膏を塗ると皮膚の回復は早まりますが、やはりそれは塗っている間だけです。
抗アレルギー剤を服用しても、やはりそれでアトピーが治るわけでもありません。
結局は、西洋医学以外の治療によって、私の場合は改善しました。
これは20年前ぐらいの話ですが、現在は画期的な治療薬が存在するようです。
先日、患者さんから話を聞いて、その薬の存在を初めて知りました。
月に一回、自己注射をするだけで症状が大きく改善するそうなのです。
気になったので、備忘録として記録。
■デュピクセント®について
アトピー性皮膚炎では、「IL-4」と「IL-13」をはじめとするサイトカインという物質が皮膚の内側の炎症を引き起こし、皮膚のバリア機能やかゆみを誘発します。
デュピクセント®は、この「IL-4」と「IL-13」という炎症物質の働きをピンポイントで抑えることで、アトピー性皮膚炎の主な要因である「炎症」「かゆみ」「バリア機能」の3つすべてに作用が期待できるお薬です。■デュピクセント®の作用
実際、デュピクセントの投与を始めて早い段階から痒みが治まってくるのが特長で、すごく良くなったと言われる患者さんが多くいらっしゃいます。寛解導入時期の16週間投与した時点で、データ上では10人中7人で皮膚症状が1/4程度になることが期待できます(EASI75達成率68.9%)。副作用は結膜炎など軽微なものが多く、重篤な副作用はほとんどありません。
■デュピクセント®治療をいつまで継続するかについて
デュピクセント®を投与開始し、作用が得られた場合に、いつまで継続するのか?ということについては、現在のところ明確な基準はありません。アトピー性皮膚炎の診療ガイドラインでは、「寛解導入時期の16週間投与し、さらに6ヶ月を目安として寛解の維持が得られた場合には一時中止などを検討する。」となっています。したがって、最低でも投与開始から約1年くらいが目安になるかと思います。もちろん、その後も投与を継続することも可能ですので、その後の継続期間や投与間隔は、患者さんの皮膚症状を診ながら検討させていただいています。ただし、安易に一旦中止すると、中和抗体(お薬を中和する自己抗体)が体の中にできてしまい、アトピー性皮膚炎が悪化して再投与した場合に、前回ほど効かない可能性があります。
https://www.yamamotohifuka-cl.com/treatment-of-atopic-dermatitis


