カッパから学ぶこと
水木しげるといえばゲゲゲの鬼太郎。
そして、鬼太郎と言えば妖怪。
妖怪といえば、その代表格はやはりカッパでしょう。
水木しげる作品にはカッパの話も多いのですが、その中にハッとさせられる話があります。
カッパは人間よりも長きに渡って文明を築いていて、その歴史は一万年以上あるそうです。
しかし、それだけの長い歴史を持ちながら、カッパが未だに原始的な生活をしています。
これは、決してカッパが遅れているわけではありません。
実は、きちんとした理由があるのです。
かつてはカッパにも優れた文明が存在していました。
現代以上に科学が発達し、私達がイメージする、未来そのものの社会でした。
しかし、便利になった反面、カッパたちは多くの問題を抱えることにもなりました。
公害問題による水質悪化。
人口増加による深刻なキュウリ不足。
富めるカッパと貧しいカッパの大きな格差。
殺傷能力を増した兵器による、皿で皿を割る争い。
カッパたちは、優れた文明が幸せをもたらすものではないことを学びました。
そして、だんだんと自然に回帰し、今の生活に落ち着いたのです。
AIは動画が苦手と言われていましたが、動画AIの”ソラ”がリリースされ話題を集めています。
確かにすごいことですが、これの恩恵を受ける人は一部の人たちだけです。
しかし、この分野に携わる人たち多くの人が、今後職を失うこととなるでしょう。
相当昔の作品ですが、水木しげるの洞察力には驚かされます。
人間もカッパと同じ道を歩んでいるように思えてなりません。

