蚊の新発見

蚊が腹八分目で血を吸うのを止める謎を解明 カギは血液に 理研など

蚊は、体重が2倍以上になるほどの血を素早く吸って皮膚から離れる。
吸血を止める信号があるためで、この信号になる物質を理化学研究所と東京慈恵会医科大のグループが突き止めた。
蚊に血を吸われると、かゆいだけでなく、日本脳炎、マラリアやデング熱などの病原体に感染する恐れがある。
グループは感染症対策につながる吸血の仕組み解明をめざすという。

吸血するのは、産卵前のメスだけだ。
蚊は動物の体温や呼気に引き寄せられ、皮膚に針をさして血管を探る。
血液に含まれるエネルギー物質のアデノシン三リン酸(ATP)が吸血を促す物質であると報告されている。
一方、一定量の血液を吸うと、腹が完全にふくらむ前に吸血をやめることも知られ、この仕組みは謎だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1f75945f10c2fb3755823e35f8871171f298009

蚊は、人間と違って満腹中枢を持っていないようです。
約50年前の実験では、体重の4倍以上の血を吸って破裂した蚊がいると記録されています。
なぜ蚊は一定量で吸血を止めるのかは、これまで大きな謎だったようです。
私はてっきり重くなりすぎると敵に狙われやすくなるためだと思っていました。

この記事にもあるように、蚊はマラリアやデング熱を媒介する生き物です。
地球上でもっとも生き物を殺しているのは、なんと蚊だと言います。
2020年のデータでは、約2億4100万人がマラリアに感染し、約62万7000人が亡くなったとあります。
栄養や衛生等も関係しているとは思いますが、そのきっかけである蚊はやはり侮れません。
この発見が、何かの感染予防に役立つことを期待しています。

しかし、なぜ蚊は刺すのは上手なのに、わざわざかゆみを与えて気付かせるような真似をするのでしょう。
蚊が憎いのはかゆいからであり、かゆくなければ、個人的にはいくら血を吸われても問題ありません。
蚊は、どこか進化の方向性を間違えてしまった、悲しい生き物なのかもしれません。