肺MAC症
非結核性抗酸菌(MAC菌)とは、結核菌とライ菌以外の抗酸菌の総称である。
MAC菌は現在100菌種以上が発見されており、それによって起こる感染症が肺MAC症である。
MAC菌は水や土壌など身近な自然環境に広く存在する菌で、気付かないうちに感染していることが多い。
結核菌は感染力が強いが、MAC菌は人から人には感染しない。
抗菌薬治療が難しい感染症である。
【症状】
長引く咳、痰、血痰、発熱、体重減少、全身倦怠感
【治療】
肺MAC症は、現在、完全な治癒を期待できる薬が存在しない。
しかし、結核と同じように、マクロライド系の抗菌薬を用いることが一般的である。
薬は最低一年間服用することが必要とされ、治療は年単位となる。

