人間も自然の一部
人から排出される抗うつ薬が「ザリガニを恐れ知らずにさせる」と明らかに
人間用の抗うつ薬はザリガニにも効くようです。
2021年6月15日にフロリダ大学の研究者たちにより『Ecosphere』に掲載された論文によれは、人間の抗うつ薬(SSRI)が川に流れ込んで、ザリガニの性格を変えていたとのこと。
抗うつ薬(SSRI)は人間の脳内のセロトニンを増やす作用があり、気分を楽にしたり、不安を解消するといった働きがあります。
しかし、いったいどうして人間用の薬がザリガニに影響したのでしょうか?
人間は、自然の一部です。
人間だけで完結しているのではなく、その行動は他の生物や環境にも大きく影響を与えています。
この記事は、まさにそれを象徴しているように感じます。
人間は学ばなければなりません。
過去に、生活排水が赤潮の原因を作り不漁の原因となった事を。
過去に山の木を伐り過ぎてしまい、それが土砂災害を引き起こし、水産資源にも影響してしまったことを。
海なら毒物を流しても大丈夫だろうと甘く見た結果、公害病を引き起こしたことを。
少しぐらいならといいやが、結局は自分の首を絞める結果になってしまっているのです。
今はザリガニ程度で済んでいるかもしれません。
しかし、これを放っておけば、かならず大事に発展してしまうでしょう。
ゴジラシリーズの”ヘドラ”は、海洋汚染によって誕生しましたが、現代は作り話が作り話ではなくなってしまっています。
支配者ではなく、自然の中の地球上での立ち位置を、人はしっかり考える時に来ているのです。

