検査の意味は?

梅宮アンナさん(51)乳がん公表 人間ドック”毎年受診”も発見できず…?専門家の見解は

梅宮アンナさんが、乳がんを公表。
毎年、人間ドックを受診していましたが、見つかりませんでした。

「5月ぐらいからアレ?というのがあって。右側の胸が異常に小さくなった。収縮しているというか」
しこりではなくサイズの変化、それが最初の自覚症状でした。

すぐに医療機関を受診しましたが…。
「エコー、マンモグラフィーをやっても映らないんですね」

病変があっても映らない・・・。
そんなことがあるのでしょうか。

「多くの場合は見つかるが、見つかりにくい形だったり見つけにくいこともしばしばある。検診も完全ではない」
梅宮さんも、検査の結果に安心できなかったといいます。

毎年、健診を受けているのにガンになってしまった。
梅宮さんの場合も、最初の検査ではガンだということが分からなかったと言います。
自分の違和感を信じて精査した結果、ガンであることが判明しましたが、結局、検査よりも感覚の方が正しかったことになります。
果たして検査の意味とは何なのでしょうか。

人間ドッグには優れているイメージがありますが、それに対する法的な根拠はありません。
人間ドッグは自由診療で行う検査であり、その内容は医療機関によって各々異なります。
自治体や会社で実施する健診よりも、検査の数が多いというのが人間ドッグです。

それでは、検査の数が多ければ多いほど良いのでしょうか?
また、PETやCTがそんなにも優れているのでしょうか。

検査は、体に刺激を与える行為です。
例えば、CTやPETでは放射線による被ばくが起こりますが、それも一つの刺激です。
データ上は安全な数値であると言われていますが、自覚の問題であり確実に影響は受けています。
直後ではなく、だんだんと影響が大きくなっていくのが放射線です。
マンモグラフィーの被ばく量は胸部レントゲンの1000回分ですが、本当に大丈夫なのでしょうか?

また、内臓は普段刺激に慣れていないため、内視鏡による検査は大きな侵害刺激です。
敏感な人だと、それだけで調子を崩す要因になってしまうでしょう。
実際、人間ドッグ後に調子が悪くなってしまったという人を私は数多く知っています。

検査はタイミングがすべてです。
今回のように、発生したタイミングで検査しなければガンを見つけることはできません。
また、小さなガンは自然消滅することが多く、本来問題にするほどではない場合もあります。
逆に、それが見つかってしまうことによる精神的な負担はとても大きいでしょう。

実は一般的な健康診断でさえ、有効と言えるだけのエビデンスはありません。
検査を多くした人間ドッグにも、それは同じことが言えるでしょう。

自分の健康に日頃から気を付けていれば、違和感として体が異常を教えてくれるはずです。
薬やサプリに頼る現代人は、自分の健康に責任を持つことを忘れているのです。