生きた身体
筋肉の固さ=症状
確かに私も、体を見る上で筋肉はとても大事だと思います。
自分がどの場所に介入しているのかが分からなければ、症状の改善は難しいからです。
しかし、それだけでは不十分なような気がします。
施術の対象は、死体ではなく、生体だからです。
整体においては、解剖学以外に生理学の知識も必要であり、さらには全体のつながりも考える必要があります。
業界には筋肉オタクが多く存在しますが、施術で結果が出ているかどうかはまた別の話です。
それは、経済学者が経営者として優れているわけではないことに似ています。
エビデンスがあるといえども、それさえ、すべての人に効果があるわけではりません。
やはり、細胞というミクロな世界と人体というマクロな世界では、起こっている事象がイコールではないのです。
私たちは臨床家であるべきでしょう。
人体に詳しいに越したことはありませんが、あくまでも良くなることにこだわるべきなのです。

