幸せのヒント

私の息子は運がいい方です。
くじ引きが得意で、今までは結構な確率で上位の賞を引き当てています。
先日も福引を引いてもらったところ、見事高級クッキーをゲットしてくれました。

しかし、私としては素直に喜べませんでした。
妻がお菓子関係の仕事をしているため、我が家にとって高級クッキーやケーキは日常なのです。
罰当たりかもしれませんが、その1個下の賞である2000円の金券の方が良かったと思ってしまいました。

贅沢が当たり前になってしまうと、ちょっとやそっとでは喜べなくなります。
多くの人は
美味しいものが食べたい
良いところに住みたい
旅行に行きたい
あの服が欲しい等、色々な欲を持っています。

そして、その欲は快楽をもたらしてくれます。
欲求は私たちが幸福を感じるためのツールです。

しかし、それが日常化してしまうと、幸福のハードルが高くなります。
同じことをしても、次はより強い刺激がないと満足できなくなってしまいます。
欲は、良かれと思って満たし続けると、どんどんエスカレートし、かえって私たちを苦しめてしまうのです。

お金を持って物欲を満たすことが現代人の価値観ですが、そこにはゴールがありません。
精神的な豊かさこそが大事であり、物資的な豊かさは幸福とは直結しません。

物事は足りないくらいでちょうど良い。
腹八分が健康の秘訣であるように、高級クッキーもたまにだから意味があります。
幸せのヒントは日常に転がっています。