望診=神業
医師が出てこない、初診なのに1か月分の向精神薬処方も…ずさんなオンライン診療相次ぎ発覚
スマホなどを介したオンライン診療でトラブルが相次いでいる。
医師が診察しなかったり、初診で禁じられた向精神薬を処方したりと、医師法や国の指針に抵触しかねないケースも目立つ。
放置すれば重大事故につながりかねず、厚生労働省は規制強化のため法改正に乗り出す。
東洋医学において、見て診断するというのは”望診”という技術です。
望診は、高度な技術が必要とされる診察法で神業とも呼ばれます。
患者の顔面や舌、皮膚の状態等の情報から、身体の内部で起きていることを正確に判断するのです。
長年の研鑽によってなされるものであり、一朝一夕にマネできる技術ではありません。
オンライン診療が必要な地域が存在し、それが役に立っていることは事実でしょう。
しかし、よっぽどの名医でない限り、やはり見ただけで病状を把握するのは非常に難しいのです。
最近は全く触らない医師というのが増えているそうですが、全員が神業の持ち主なのでしょうか?
医は仁術であり、身体の病気を治すことに留まらず、人を思いやり、仁愛の徳を施すことが本来の医の道です。
法律を改正しなくてはこのようなことが防げないという現状は、非常に嘆かわしい事態です。
現代では、医が算術に成り下がったことを如実に表しているニュースなのかもしれません。

