サルコイドーシス

【サルコイドーシス】
体のさまざまな部位にできる肉芽腫である。
皮膚、肺、眼、心臓、脳・神経、リンパ節、筋肉、骨等に、炎症反応の結果、免疫細胞の固まりとして形成される。
悪性のものではなく、感染することもなく、遺伝性でもない。
多くの予後は良好であるが、肺サルコイドーシスや心サルコイドーシスの場合は亡くなることもある。

[症状]
約3割の患者では自覚症状がなく、健康診断などで偶然見される。
自覚症状としては眼の症状が最も多く、皮膚や肺がそれに続く。
その他、痛み、疲労感、発熱、痺れ等を伴うこともある。

[原因]
原因不明であるが、病変部から80%の頻度でアクネ桿菌が発見されていることから、この菌の関与が有力である。

[検査・診断]
肉下種が特徴的であるが、単一の所見だけで判断することは難しい。
胸部X線やCT、血液検査、心電図検査、気管支内視鏡検査、また、多数の診療科での診察によって総合的に診断する。

[治療]
約6~7割の患者は自然に治癒する。
生命に関わるような異常の場合はステロイドが投与される。
また、再発症例や難治症例では免疫抑制剤が使用される。