果糖ブドウ糖液
果糖ブドウ糖液は、ブドウ糖と果糖を主成分とする液状の甘味料である。
トウモロコシやジャガイモなどのでんぷんを原料として作られる。
砂糖ではなく、でんぷんを加工した果糖ブドウ糖液糖を使用するのは、安いからである。
また、果糖には、低温だと砂糖よりも甘く感じるという性質があるため、清涼飲料水にも使用されやすい。
保存性にも優れているため、砂糖の代替品として多くの食品に利用されている。
【果糖ブドウ糖液の人体への懸念①】
果糖ブドウ糖液の原料は遺伝子組み換えのトウモロコシである。
遺伝子組み換え作物は、収穫性を高めるため、除草剤への耐性を付加されている。
育成には大量の除草剤が使用されるが、その薬剤のグリホサートには発がん性が認められている。
実際、果糖ブドウ糖液の成分分析では、少量ではあるが農薬が検出されている。
それも含め、遺伝子組み換え食物が安全かどうかはいまだ未知数である。
【果糖ブドウ糖液の人体への懸念②】
ブドウ糖と果糖は代謝経路が異なる。
ブドウ糖は小腸から吸収された後、エネルギーとして全身の細胞で利用され、余った分が中性脂肪として蓄えられる。
一方の果糖は、ほとんどが肝臓で代謝され、エネルギーや中性脂肪の合成に利用される。
果糖はブドウ糖と比べると満腹感を得にくいため、食べすぎてしまう傾向が強い。
そのため、過剰摂取による脂質代謝異常、糖尿病などには気を付ける必要がある。

