体毛の役割を知る

最近は脱毛ブームです。
男性でも、すね毛の処理をしている若者が珍しくなくなりました。
電車内でも、メンズ脱毛の広告をちょこちょこ見かけます。
今後どんどん拡大していく流れになっていくではないでしょうか。

私自身、脱毛には興味がありません。特に毛深い質でもないので、悩んだこともありません。どちらかというと、男性の脱毛には否定的で、なんか男らしくないな、ぐらいに思っていました。

しかし、今は世の中の価値・基準がどんどん変わっていく時代です。ちょっと前なら当たり前だったことが、今は同じことをしても問題になってしまう、変化の速い時代です。

メンズの脱毛が、これだけ増えている背景には、何か必ず良い理由があります。
何事も挑戦してみるというのが、最近の私のモットーです。
食わず嫌いをなくしてみるため、今回も自分で試してみることにしました。

まず、体毛の医学的な役割ですが、体温の保持、刺激から身を守る、感覚器としての役割といったことが挙げられます。いずれも結構重要な役割だと思うのですが、無くなるとどうなってしまうのでしょうか?

今回は厳密に言うと、脱毛ではありません。毛を剃る剃毛です。
場所はお風呂場、家にあるカミソリでジョリジョリいきます。

私は、体毛の密度は薄いのですが、一本一本の毛が長い質です。それなので、毛がカミソリに絡まって、大変剃りにくく、引っ張られて痛いです。これを両足でやるのか…。なかなか大変な作業です。

両足で15分ぐらいかかりました。
排水溝が毛だらけで、ちょっとしたホラーです。怒られる前に、こっそり片付けました。

剃った直後の感想は、なんだか足がスース―するなぁということです。たいして生えていないように思いましたが、きっちりと役目を果たしていたみたいです。自分で足を触っても、触り心地がいつもと違って、自分の足じゃないみたいです。ただ、すね毛がなくなったことで、見た目はすごくきれいになりました。また、体毛がない分、お肌のケアはすごくしやすいです。これはアリかも。

しかしです。二日目にして異変が起こりました。なんだか足がとてもかゆいのです。見てみると、ところどころ毛穴が赤くなっています。おそらく、細菌が毛穴に入り込んで、毛包炎という炎症を起こしているのでしょう。新しい体毛も生えてきて、ところどころチクチクもします。ズボンとお肌が密着する感覚も、今までと違うせいか、不快で落ち着きません。医学的に言われている役割と、現在起こっている症状が、ことごとく一致しています。

恐らく、昨今の男性の脱毛ブームというのは、見た目重視以外の何物でもないでしょう。
日常的に、また、早い年齢から処理している女性にとっては、あまり影響がないのかもしれませんが、40年近く生きてきて、初めて体毛の処理をした人間にとっては、刺激が強過ぎました。
個人的には、もう体毛の処理をすることはないでしょう。

足の体毛は失いましたが、体毛は人間にとって必要なものであるというのが、今回得られた知識です。
私のチャレンジはまだまだ続きます!!