体重が増えることで…
体重が増えると、関節に負担がかかると言います。
確かに、単純に考えて重い荷物を持って動くのは大変です。
1~2キロぐらいならともかく、5キロの荷物ともなれば相当重いでしょう。
実際に、膝の負担で考えると、5キロ増で30キロの負担がかかると言われています。
体重の増加で、膝は特に悲鳴を上げているかもしれません。
体重の増加は循環器系にも影響を与えます。
循環器系は、体中の至る所に張り巡らされている血液の通路です。
驚くべきことに、血管をすべてつなぎあわせると、約10万キロ、地球2周半分の長さになると言います。
体重が増えるとは、体積が増えることも意味します。
1キロの体重増加によって、血管網は650キロメートル増えるそうです。
その分だけ心臓の仕事が増える訳なので、循環器への影響もバカにはできません。
体重の増加によって脂肪が蓄積します。
肥満体型になると、脂肪でもエストロゲンの産生が始まります。
エストロゲンは女性らしさのホルモンとして知られていますが、炎症ホルモンという一面も持っています。
過剰なエストロゲンの作用によって、痛みや慢性症状を引き起こしやすくなってしまいます。
そもそも、人類の歴史は飢餓とともにあります。
肥満とは異常な状態であり、身体は肥満ありきで設計されていないのです。
肥満は、様々な病気の元になると言われますが、現代が裕福になり過ぎた結果なのかもしれません。

