症状にはこだわらない
気付いたら、肩コリが良くなっていた。
これは最初、腰痛が主訴だった患者さんの言葉ですが、これは珍しいことではありません。
症状とは、結局、身体の不調の結果だからです。
身体は基本的には間違えることはありません。
健全な状態であれば、エラーを起こすことなく、適切に仕事を遂行します。
DNAはそのために、幾重にもプログラムされているコードです。
身体が間違えてしまうのは、不健全だからです。
身体の中でエラーが起きてしまい、正常に機能できなくなってしまうからです。
問題が大きければ大きいほど、症状として出てくるものが大きいかもしれません。
腰痛も、腰だけが悪いからではありません。
先程の患者さんの場合だと、大きな所見として肝臓に固さがありました。
肝臓が固いと腸からの血流が滞るため、腸がうっ血します。
また、腸がうっ血した状態だと、腰の血流にも影響し、腰痛が出やすくなります。
これは一例ですが、このように腰が痛くなる理由は、腰以外のところにも存在するのです。
腰と肩は、筋膜や筋肉でひとつながりです。
また、腰の骨は上部の首や頭の骨ともひとつながりです。
腰がゆるめば、肩が楽になるのもなんとなくおわかりでしょうか。
当院は、症状にはこだわっていません。
身体が良くなることこそ、こだわらなくてはならないポイントだと、私は思います。

