実感を大事にする

有名な健康法に、水を一日に2リットル摂取するという方法があります。
これは人間の60%が水分であり、一日に失う水分量は2.5リットルとされているためです。
水を飲むことで、美肌になる、デトックス効果、むくみや便秘の解消といった効果が期待できるそうです。

私も一度、試してみたことがありますが、これが結構大変でした。
この健康法では、お茶やジュースではなく、基本的には水が推奨されています。
夏の暑い日ならともかく、ただ水を2リットルというのは結構しんどい作業です。
ノルマのために無理やり頑張らないと、私には消化できない量でした。

一応、三日間は続けましたが、途中からだんだんと弱っていっているように感じました。
多くの方が実践していることから、基本的には効果的な健康法だと思います。
しかし、自分には向いていないなと思いました。

どんな良い健康法であっても、万人に効くと言うことはありえません。
私たちは、体格や体質がそれぞれ異なり、決して同じではないからです。
水が重要なことには間違いありませんが、その量は全員が2リットルではないはずです。

日本人は生真面目な人が多いので、ツラくても健康のためと思って続けている人がいます。
大変だし何だか調子がイマイチだけど、これは身体の毒素を出そうとする反応だ。
今はツラいけど、これを乗り越えないとデトックスができない。
だから、もっと頑張らないと。

もしくは、やっていて正直効果は感じない。
でも、止めてしまったら、何か症状が出るかもしれない。
不安だから、このまま続けておこう。

色々とお話を聞いていると、この2タイプが多いかもしれません。

身体に良いものであれば、何かしらの実感があります。
もし、何だかよく分からないなら、それは効いていないのです。
さらに、調子が悪くなるようであれば、それは瞑眩反応ではなく、自分には向いていないのです。

情報を鵜呑みにするのではなく、自分で試してみてちゃんと落とし込む。
情報ではなく、自分の感覚を大事にすることが、健康法を実践する上で一番大事なことかもしれません。