結局は身体次第

身体には治癒力が備わっています。
治癒力がきちんと働いていれば、だんだんと痛みは良くなっていくでしょう。
しかし、いつまでも痛みが続く場合は、その治癒力がうまく働いていない可能性があります。

施術でも、薬でも、手術でも医療行為のすべてに言えますが、その根本にあるのは当人の治癒力です。
施術は、治癒を妨げている要因にアプローチして治癒力を賦活するものです。
薬は、症状を抑えるので治ったように思えますが、治しているのはやはり治癒力です。
手術は、症状の原因を外科的に処置する行為ですが、結局治しているのは自分の治癒力です。
医療とは、治すものではなく、基本的には治す手助けをするものです。

治り方に差が出るのは、治癒力の働き方に違いがあるからです。
そしてその治癒力とは、結局、自分の身体の環境次第なのです。
治りが早い人は身体が良いと言えますし、なかなか治らないのは身体が悪いと言えるでしょう。

色々なところに行ったけれど、なかなか良くならない。
どんなゴッドハンドの先生であっても、医療従事者ができることは治癒の手助けです。
出来たとしてもそれは一時的に症状を抑えることであり、決して治癒ではありません。

治癒力とは身体の質であり、普段の生活習慣による積み重ねから決まってくる部分は多いでしょう。
病気のある人のほうがからだに注意するので結果的に長生きする。
これを一病息災といいますが、まさにこれを言い表しているのではないでしょうか。

何事も、人任せではうまくいきません。
なかなか良くならない場合、何か足りないピースがあるのでしょう。
それは食事かもしれないし、運動かもしれない、もしかしたら思考かもしれない…。
本当の治癒とは、自分の内から起こってくるものなのです。