健康の犠牲の上に立つ現代

身体は、基本的には間違えることはありません。
症状とはそもそも、身体が、意識に対して異常を知らせているだけです。
薬で症状を抑えてやり過ごすのではなく、本来はきちんと向き合う必要があります。
多くの場合は、現在置かれている環境に問題があるでしょう。

仕事は大事ですが、そもそも仕事の目的とは何でしょう?
お金を稼ぐこと、社会への貢献、生きがい等、その理由は人によって様々でしょう。
しかし、それは自分の健康があってこそ、成り立つものであることを忘れていはいけません。

睡眠時間が3時間でここ数カ月働いている方がいました。
もちろん、身体は異常だらけで、腕は痺れ、首や肩が痛いと言います。

そこまでして働く理由とはなんでしょう。
そこまでして働かなくてはいけない会社というのは正しいのでしょうか。
利益を追求する姿勢は分かりますが、その分、健康を犠牲にしてもいいのでしょうか。
一度壊れてしまったものは、もう二度と、元には戻りません。

現在の効率優先、利益第一のビジネスによって、人の健康に影響が出ています。
もしかしたら、それは施術の仕事をしていることで感じる、私の主観なのかもしれません。
しかし、それでは、病人の数が増え、死亡者数も戦後最大になっているのはなぜなのでしょう。

物事はすべて等価交換で成り立ちます。
資源はもちろんのこと、人々の健康までもが、繁栄のためにささげられている現代社会。
すべての人が幸せとは感じていないこの世界を、私は決して正しいとは思えないのです。