パーソナルトレーニングのニュースを見て
先日、パーソナルトレーニングで健康被害が多発しているということがニュースになりました。
国民生活センターによると、2017年度以降の約5年間で、パーソナルトレーニングによるけがや病気の相談が105件あったということです。
ブームということもあり、北千住界隈でも非常に多くなったなという印象です。
運動不足の解消やダイエットなどを目的にする人が多くなっていることは非常に良い傾向でしょう。
しかし、増えていることの背景には簡単に始められるということがあるのも忘れてはいけません。
整体でもそうですが、資格の必要もなく、他の業種に比べると少ない初期投資で始めることができます。
パーソナルの場合は、トレーニングの機材が一番の出費でしょうか。
一般的なパーソナルトレーニングジムの相場は20万円〜35万円だといいます。
時間当たりの料金が高いので、集客が安定してくれば旨味のあるビジネスでしょう。
私の印象だと、もともと自分で鍛えていた方が、その延長で始めるケースが多いイメージがあります。
自分を鍛える中で培った経験や知識を、そのままお客さんに提供しているパターンです。
しかし、やはり自分でやるのと他人に教えることはイコールではありません。
人には個体差があり、自分の成功体験がそのまま他人に通用するかはまた別の話になるからです。
徐々にウエートを重くするトレーニングで腰椎を骨折したという被害が報告されていましたが、これこそがそのギャップによる典型的な例でしょう。
何事もそうですが、どんな仕事であっても知識と経験は必要です。
そして、きちんと勉強しているトレーナーであれば、それなりプライドを持ってやっているはずです。
あまり安売りはしないだろうと思います。
恐らく、安かろう悪かろうといった部分があったのではないでしょうか。
料金と効果、安全性がある程度比例するのは、どの世界でも共通している話なのかもしれません。

