症例報告 70代 女性 右足の痛み
普段から腰痛で通ってくれてる方ですが、この日はいつもと様子が違いました。
腰ではなく、右のももの内側が痛いというのです。
昨日から急にズキズキしだし、今日はマシになったがまだ痛いとのこと。
一体何が起こってしまっているのでしょう?
身体を調べていくと、どうやら内ももの神経に沿った痛みのようです。
特に、内転筋管というトンネルのところで強い痛みが出ているようでした。
傾聴という技術ですが、症状の場所に手を当てると緊張の強い場所が組織を引っ張るのを感じ取れます。
まず私が関係がありそうだと感じたのは、右の足首でした。
動かしてみると、確かに足首の動きが制限されています。
これを緩めると幾分変化が出ましたが、まだ痛みはあるそうです。
さらに傾聴を続けると、腹部からの緊張を感じます。
場所を特定するために感覚を研ぎ澄ませると、腹部の動脈からの緊張を感じます。
これは自律神経からの影響でしょうか?
最近は仕事で気が張っていることが多く、リラックスできていないという自覚があったようです。
アレルセラピーで原因となる感情を割り出し、腹部の動脈を緩めます。
足の痛みを確認すると、大分痛みが良くなったそうです。
元々腰椎の変形もあるため、動脈の緊張が腰に影響し、神経が刺激されてしまっていたのでしょうか。
その他、制限の箇所を調整し、バランスをとっていきます。
施術後は痛みがなくなったそうです。
来る時はツラかったけど、帰りは楽に帰れると喜んでもらえました。
足が痛いからと言っても、多くの場合、そこに原因があるわけではありません。
痛い場所をマッサージしてその時は良くても、すぐに戻ってしまうのはなぜなのでしょう。
身体のつながりを考えることことこそ、症状の解決へのカギとなるのです。

