剥離骨折とは

俳優の窪田正孝さんが、第一頸椎の剥離骨折で舞台を降板することがニュースになりました。
私が不勉強なだけかもしれませんが、あまり聞いたことのない骨折です。
気になったので調べてみました。

まず、剥離骨折ですが、その名の通り、骨がはがれてしまうような骨折です。
この原因は、腱や靭帯などが骨に付着する部分において、急激に強い力がかかることで起こります。

スポーツ中の急な方向転換や、強い衝撃を受けることでの受傷が一般的です。
付着する腱や靭帯の強い収縮が骨の強度を上回ることにより、骨に剥離骨折が生じてしまうのです。
特に、踵や骨盤、肘、膝等は強い力がかかる、剥離が生じやすい場所です。

剥離骨折は私も知っていましたが、場所が第一頸椎というのはあまり聞いたことがありません。
しかし、窪田さんの最近の仕事を見ていくと、その原因らしきものがありました。
どうやらボクサーの役の仕事があったらしいのです。

”春に散る”という映画ですが、その際にボクシングのチャンピオン役を演じたそうです。
壮絶な殴り合いのシーンがあり、演技と言えども相当な衝撃を受けたと思われます。
第一頸椎は首の回旋に大きく関係している骨です。
パンチをもらってしまった際に、剥離が起きてしまったのではないでしょうか。

本来、ボクサーのような打たれ強さを身に付けるためには、絶対的に時間が必要です。
首は特に構造的に弱い部分であり、じっくりと鍛えていく必要があります。
役作りにおいて筋肉は付いたのかもしれませんが、タフさまで、手が回らなかったのではないでしょうか。

首は傷めると怖い場所でもありますが、軽傷で済んでいることは不幸中の幸いです。
しっかりと休養をとり、万全の回復に努めて欲しいです。