割れ窓理論
通勤途中に放置してある自転車。
最初はキレイな状態でしたが、ある日、かごの中にゴミが入れられていました。
そして、その日を境にかごのゴミはだんだんと増えていきました。
今や、サドルも盗まれてゴミだらけで汚れ放題、見る影もありません。
これは犯罪心理学における、割れ窓理論の典型でしょう。
割れ窓理論とは、軽い違反や乱れが、やがて環境の悪化や犯罪の多発に繋がるという考え方です。
建物の窓が割れたままで放っておくと、やがては他の窓もすべて割られてしまいます。
割れたガラスは人の心理にわずかな影響を与え、少しぐらいなら平気だろうと軽犯罪を誘発します。
そして、それがやがては全体の地域の治安にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
これは健康にも当てはまります。
ちょっとだけポテトチップスを食べるつもりが、結局は一袋全部食べてしまった。
また、途中でコーラも飲みたくなり、お腹を満たすためにカップラーメンも食べた。
私もやってしまいがちですが、これも同じケースでしょう。
少しの気持ちの乱れによって、なし崩し的に悪い方向に流れてしまうのです。
しかし、割れ窓理論も使い方によっては逆の効果を発揮します。
例えば、いつもきれいにしていれば、それ以上散らからないように気を付けるようになるでしょう。
つまり、あることがきっかけで良い結果が出れば、逆に他の良い事も試してみたくもなるのです。
マイナスの方向ではなく、どうせなら割れ窓理論はプラスの方向に働かせたいものです。

