身長の男女差の新発見
男女身長差、成長遺伝子が影響 軟骨組織の発現量に違い 成育医療研
国立成育医療研究センターは12日、骨の成長を促す遺伝子の発現量が異なることが男女の平均身長差に影響しているとの研究結果を発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33db167c98aac39be3745ce5c2e2afbdc22c6c0a
膝や指の軟骨組織を男女別に解析したところ、成長遺伝子の発現量は男性の方が多く、女性は活動の抑制が示唆されたという。
身長は、骨の末端近くにある「成長板軟骨」の細胞が外側に増殖すると伸びる。
思春期が終わるころには成長板が骨に置き換わり、成長は止まる。
身長の伸びには遺伝的な要素や成長ホルモンの働きのほか、栄養や睡眠など環境的な要因も影響する。
同センターなどの研究チームは、成人22人の膝軟骨と小児14人の指軟骨について、それぞれ男女の検体を解析。
その結果、骨の成長を促す「SHOX遺伝子」の発現量は、成人か小児かを問わず男の方が多いことが分かった。
これまでは男女で違いはないとみられていた。
男女の身長差には遺伝子の働きも関与しているようです。
これまでは、男女の性ホルモンの違いによるものと考えられていましたが、それだけではないようです。
このホルモン説にはそもそもの矛盾がありました。
直接的に身長を伸ばす作用があるのは成長ホルモンです。
成長ホルモンが骨の成長を促すことで、身長は伸びていきます。
また、身長の伸びには、間接的に女性ホルモンも関係しています。
成長期の急激な身長の伸びは、女性ホルモンが成長ホルモンの分泌を活性化するための作用です。
しかし、女性ホルモンがその働きをするのであれば、女性はなぜ、男性よりも身長が低いのでしょう。
また、男性ホルモンには骨の成長を止める働きがあるので、これだとつじつまが合いません。
今回の研究は、この矛盾を解決する新発見です。
私は身長を伸ばすための手術を受けた人を知っていますが、やはりその代償は大きいように感じます。
今後、この研究が進んで行けば、そんな悲劇が無くなる時代が来るかもしれません。

