不自然な体

照ノ富士は糖尿病で休場、両変形性膝関節症も 体重10キロ以上減を場所前に師匠が明かす

照ノ富士は8月23日の東京・大田区巡業の稽古中に左膝を負傷。
同29日の横綱審議委員会の稽古総見は、糖尿病と膝のケガを理由に欠席した。
以降も相撲をとる稽古は再開できなかった。

6日に師匠の伊勢ケ浜親方は、本人から休場の申し出があったことを明かし
「調整が間に合わなかった。巡業中に膝を痛めて、それが一番大きい原因」と説明し、
膝のけがに加えて「血糖値が上がって下がらなかった。体重が10キロ以上落ちてますから」と、
持病の糖尿病による体調不良も理由に挙げていた。

力士は立派な体格をしていますが、これは相撲という競技のために作り上げた体型です。
その裏には、増量のための過剰な食事や無理な生活習慣があり、決して自然な体型ではありません。
その負担が、照ノ富士をこうさせてしまったのでしょう。

力士に限らず、増量するためといって無理な食事を続けていると、すい臓がダメになってしまい糖尿病を発症します。
また、立派な体格は一見逞しく見えますが、その分、関節への負担が増え、壊れやすくなります。
特に、膝には体重以上の負荷がかかるため、それに適応するために骨が変形をしてしまうのです。

千代の富士は61歳で亡くなりました。
寺尾は60歳で亡くなりました。
力士には早死が多いですが、引退後は体がボロボロでしょう。

相撲には八百長疑惑が付きまといますが、これは力士を守るための方便であるという話を聞いたことがあります。
相撲は過酷なスポーツなため、場所中に毎日本気で立ち会うと体がもたないと言います。
そのため、力士への負担を減らす必要不可欠なものとして、八百長があるとのことでした。

最近はガチンコが好まれるため、体の負担はより一層増えているでしょう。
どの仕事も楽ではありませんが、やはり力士も過酷な仕事のようです。