マッサージチェアが増えている

12分300円の「業務用マッサージチェア」、コロナ明けで需要急増 1台で「1000万円」稼ぐ事例も

温浴施設やショッピングモールなどで見かける、100円を何枚か入れると利用できるマッサージチェア。
実はコロナ明けから需要が急速に増えているという。

「コロナ禍で売り上げが一度落ち込んだものの、2023年から売り上げが急回復し、過去最高を塗り替えた」と話すのは、業務用マッサージチェア「あんま王」シリーズの開発・卸売りを手掛ける日本メディックの城田充晴社長だ。

売り上げが回復した背景には、コロナ禍明けに伴って増加した買い替え需要がある。
人の流れが活発化したことにより、もともと設置していたマッサージチェアの使用頻度も増加。
消耗が進み買い替えニーズが生まれているという。

導入施設の業態も多様化している。近年は温浴施設だけでなく、大型ショッピングモール、コインランドリー、新幹線の駅の待合室などにも置かれるようになった。

パーソナルケア需要の拡大も遠因だと城田さんはみている。

「24時間営業のフィットネスジムを運営する大手企業が、美容目的の利用も訴求する一環として、マッサージチェアを導入するようになりました。それに倣うように同業他社から『マッサージチェアを導入したい』という引き合いが増えています」

12分300円で利用できるプライベートなマッサージ体験。
今後どこまでニーズを捉えられるか。

最近やたらと見かけるようになったとは思っていましたが、気のせいではありませんでした。
先日も、無人の餃子販売だったところが鞍替えし、マッサージチェアが置かれた癒しスペースになっていたのを見ました。
無人販売の新たなスタイルとして、ビジネス目的の参入も増えているのでしょう。

私も、無重力マッサージなるものを試してみたことがあります。
説明によるとAI搭載らしく、体格に合わせて揉みポイントを押さえてくれるとのことで、そこそこ気持ちが良かったです。
料金も15分300円と利用しやすい設定だったので、ちょっと揉んで欲しいという時には良いかもしれません。

正直言って、この仕事はあまり儲かる仕事ではありません。
だからこそ、機械にも関わらず1台で1000万円を稼ぎ出すことが驚きなのです。
人が1000万を稼ぐためには、時間を短くして数をこなすか、高単価にするかのどちらかしかありません。
しかし、高単価はインフルエンサー以外は難しいし、数をこなすと体がボロボロになります。
体力関係なく、24時間フル稼働できるというのは機械ならではの大きな強みでしょう。

私はこの風潮は好ましいと感じています。
なんだかんだ言っても、整体の受療率はそんなに高くはありません。
マッサージチェアで体の事に興味を持ってもらえれば、実際に整体を受けてみようと思ってくれるかもしれません。
機械が良くなっているとは言っても、まだまだ人とは圧倒的な差があります。
業界が盛り上がるキッカケになってくれればなと、実は期待しているトピックです。