お酒はたしなむもの

《検証》飲酒6時間後のアルコール量 睡眠中は分解遅くまだ体内に残っていることも 飲酒運転の事故は無くすことができるのか 

「酒を飲み、自宅で休憩したあと車を運転した」調べに対し、こう供述しているという容疑者。
飲酒をした後、体内にアルコールはどのくらいの時間残るのか?
医師の立ち合いの基、検証をした。

500ミリリットルの缶ビール3本分を摂取。
呼気から検出されるアルコールが、6時間後にどの程度あるかを調べた。

飲酒後の呼気からは1リットルあたり0.3mgのアルコールが検出された。
これは酒気帯び運転・基準値の倍に相当する。

6時間後、被験者は「飲んだ直後のふらつきも消え、かなり頭もすっきりしている」と話すが結果は、呼気1リットルあたり0.15mg。6時間が経過しても数値は半減に留まった。

検証に立ち会った「おおひら内科クリニック」の大平俊一郎院長
「頭がすっきりしていると言っていたが、それが結局酒気帯びの0.15mg/lという呼気濃度。頭がすっきりしてるいからもう大丈夫だと思わないでほしい」と話す。

アルコールは意外と残ります。
人によっては差があるものの、代謝できるアルコール量は一般的には一時間に7gと言われています。
ビール500ml中に含まれるアルコール量は20mlと言われています。
普通の人が3本飲んだとすれば、アルコールが抜けるまでは9時間近くの時間が必要でしょう。

肝臓は疲労の回復にも関わる器官ですが、アルコールに9時間もリソースがとられてしまうと、他の仕事にも影響します。
また、治癒の仕方にも関係していているため、体の治りは確実に遅くなるでしょう。
実際、治りの悪かった症状が、風邪をひいて飲まないでいたら良くなったといったケースは、珍しくありません。

お酒は嗜好品ですが、嗜むには”悪い結果にならないように自分の行いに気をつける”という意味があります。
いくら好きであっても、健康を害しては意味がありません。
やはり、お酒は嗜むべきものなのです。