ゴッドハンドだらけ

綾瀬駅前を歩いていたら、ゴッドハンドというエステのお店がありました。
腕に自信ありということなのでしょうが、なかなか思い切ったお店です。

ゴッドハンドの言葉の意味を調べると、非常に優れた手腕、腕前、技術等を形容する言葉とあります。
そういった意味では、結構な数のゴッドハンドがいるような印象です。
私がそう感じるのは、整形外科医のゴッドハンドです。

ヘルニアを抱えている方は多いですが、ヘルニアと診断するためにはきちんとしたガイドラインがあります。
可動域の検査や神経学的な検査等、総合的に判断することを推奨されていますが、特に大事なのは画像での所見です。
ヘルニアは、飛び出した椎間板が神経に悪さをすることで起こる症状であるため、診断を確定するのは椎間板突出の有無です。
椎間板はレントゲンには映らないため、状態を確認するにはMRIによる検査が必要となります。

しかし、ヘルニアと診断された患者さんの話を聞くと、レントゲンだけでヘルニアと診断されたケースが多いのです。
経験の賜物なのか、天才的な診断力なのか、まさに神業の領域でしょう。

しかし、これだけの診断力があるにもかかわらず、整形外科での治療を受けても、良くならない方は少なくないのです。
非常に不思議なゴッドハンドです。