へこみの重要性
内臓を施術するというと驚かれます。
確かに、普通の整体院では内臓を施術対象にしているところは少ないかもしれません。
しかし、腸や肝臓など、お腹にある臓器は簡単に触れます。
内臓の位置が分かっていれば、特別難しいことではありません。
多くの方には、内臓は触れるものではないという先入観があるため、そう思うのでしょう。
実は、触るための材料はそれだけではありません。
体表に現れている皮膚のへこみも、触る際の大きな指標となっています。
慣れていないと難しいかもしれませんが、皮膚には面白いぐらいに凹凸が表れています。
この原理は、ラップを例にすると分かりやすいかもしれません。
物をラップを密着させるように巻くと、中の組織に沿ったように表面には輪郭が現れます。
皮膚も体を覆う大きなラップであり、輪郭に沿うようにへこみが現れているのです。
実際に、簡単に体感することができます。
肝臓と胃の境目であるみぞおちの部分ははしっかりへこんでいますし、恥骨の裏の腸と膀胱の間もやはりへこんでいます。
手技療法家は、知識と感覚を用いて内臓にアクセスしているのです。
最近、へこみの重要性を感じています。
へこんでいる場所は中にアクセスしやすく、かつ、変化が大きなポイントであると気づいたのです。
大昔にセミナーで、筋間中隔から組織にアクセスすると言った話を聞きましたが、今になってその意味に気付きました。
へこみは実に面白いポイントです。

