小さなことに囚われるな

“かぜ”症状の患者数、きょうからデータ公開 「急性呼吸器感染症(ARI)」に分類し未知のウイルスに備え 国立健康危機管理研究機構のHPで

未知のウイルスに備えるため、かぜの症状がある患者を「急性呼吸器感染症(ARI)」と分類し、22日から患者数のデータが公開されます。
厚生労働省は4月から、咳や鼻づまりなど「かぜ」症状がある患者を「急性呼吸器感染症(ARI)」として、インフルエンザや新型コロナなどと同じ感染症法の5類に指定し、全国約3000か所の医療機関から患者数を報告させています。
新型コロナが当初、原因不明の呼吸器感染症として報告されたことを踏まえ、未知のウイルスの発生を早期に探知し迅速な対応につなげるのが狙いです。

風邪は、様々なウィルスによって引き起こされる”症状”です。
体が外敵から身を守るための反応であり、特定のウィルスによるものではありません。
現在、その原因と考えられているウィルス数は、コロナやインフルエンザ等を含む、200種類以上に及ぶと考えられています。

そもそも、未知のウィルスとは一体何なのでしょうか?
生物の進化と同じように、ウィルスはどんどん変異する生き物です。
ワクチンにしても、それは特定の型をベースにデザインしたものであり、変異をしてしまえば無力です。
言ってしまえば、未知のウィルスだらけであり、万能ワクチンも存在しません。

また、一般的には、インフルエンザはインフルエンザの検査をすれば、コロナはコロナの検査をすれば、診断できると考えられています。
しかし、その精度はあまり高いものとは言えません。
コロナで有名になったPCR検査も、あくまでも診断のための材料であり、それを確定するものではありません。
本当は時間がかかる検査であり、瞬時に判定できるものではないのです。

私たちの免疫は、ウィルスの種類に関係なく、体内で悪さをし始めれば速やかに排除してくれます。
体の仕組みに目を向け、その働きを高める方に力を注いだ方が、よっぽど有益なのではないでしょうか。
小さなことに執着しすぎて、本質を見誤っているようにしか思えてなりません。