能力の謎の一端
物をつかむ際の“触覚情報と視覚情報が統合される脳内メカニズム”を特定
今回、アクティブタッチにおいて、“指を動かして感じる触覚情報”と“指の動きの視覚情報”が統合される脳内メカニズムをfMRI実験により世界で初めて特定しました。
今回の実験では、fMRI装置の高磁場に影響されない力覚提示デバイスを独自に開発・活用することで、触覚情報と視覚情報を独立に操作して提示することが可能になり、これらの異種感覚情報の整合性判断と統合に関わる脳内ネットワークの一端を解明することに成功しました。
これらの実験では、実験参加者に、指の動きを示すバーを見ながら、力覚提示デバイスのプレートを親指と人差し指でつかむ動作を行ってもらい、硬さの知覚判断を行ってもらいました。
その結果、実験参加者が指を動かして知覚する「硬さ」は、力覚提示デバイスが実際に指に与える触覚情報だけでなく、指の動きの視覚情報にも影響されることが行動実験により定量的に示されました。
この記事をAIに分かりやすくしてもらいました。
”指で感じる情報だけ、または目で見る情報だけを提示するよりも、両方の情報を同時に提示した時に活動が高まる脳の部位が見つかりました。
これは、その部位で視覚と触覚が統合されている可能性を示しています。
そして、触覚と視覚の情報が「バラバラな時」よりも、「ピタッと一致している時」に活動が高まる脳の部位が見つかりました。
この部位は、視覚と触覚の情報が合っているかどうかを判断していると考えられます。
さらに、情報は、視覚と触覚が一致しているかどうかの判断に関わる脳の部位から、触覚を処理する脳の部位へ、流れていることが分かりました。
これは触覚情報が、脳に伝わる「ボトムアップ処理」に対して、脳の高次な判断「トップダウン情報」が関与している可能性を示しています。
簡単に言うと、**「目で見ている情報が、指で感じる触覚に影響を与えている」**ということが、脳の仕組みとして明らかになった、ということです。
今回の研究は、「触って感じる」という感覚が、、指の動きを目で見る情報と脳の中で複雑に連携することで成り立っていることを、具体的に示しました。
これは、リハビリテーションや、ロボットの触覚開発など、様々な分野に応用できる可能性を秘めた、大変重要な発見と言えます。”
私が施術をする際にも、見ることで悪い場所を探しています。
これは、純粋な視覚情報というより、実は視覚を用いて触っています。
例えば、コンクリートを見るだけでも質感が分かると思いますが、それと同じ感覚です。
なぜ悪いところが分かるのかは自分でも分かりません。
しかし、訓練を重ねるうちに自然とできるようになっていました。
私は人よりも、この脳領域が活発に働いているのかもしれません。

