自称○○に勝つために
〝自称カウンセラー〟に相談でメンタル悪化や情報漏洩のリスクも―無資格者による被害に遭わないためには
近年、無資格同然の〝自称カウンセラー〟が増殖し、職場などで悩みを抱えて彼らに相談したことにより、更なる悩みを抱えることになる人が増えてきました。
特にインターネットが、自称カウンセラーの無法状態になっている印象があります。うつ状態の人へのカウンセリングを実施するには、専門的知識や技能、経験が必須です。大学院で修士号が必要となる臨床心理士や国家資格である公認心理師の資格保持者かどうかは、自称カウンセラーか否かを見極める重要なポイントになります。
① 相談すべき医療機関や専門家に行くのが遅れて、症状が悪化することがある。② 適切な料金体系が確立されていないことが多く、高額な料金を請求されるケースがある。
③ 臨床心理士や公認心理師には厳格な守秘義務があるが、自称カウンセラーにはそれがない。個人情報が第三者に漏洩するリスクがある。
④ 科学的根拠が乏しい「独自のメソッド」を試され、心身に悪影響を及ぼすおそれがある。
例えば、不適切な関わり方をされ、トラウマが再刺激されるなどである。そもそも、なぜ無資格同然の〇〇カウンセラーや〇〇コーチなどがネット上で専門家のように振る舞えるのでしょうか。
それは、カウンセリングが業務独占ではなく、数日で取れるような資格であっても、カウンセラーと名乗れてしまうことです。カウンセリングを受けるに当たって重要なのは、代表的な資格である「公認心理師」か「臨床心理士」を持っているかどうかを確認することです。
自称カウンセラーの問題は、心の健康が重要視される現代社会において看過できない問題です。
現時点では、1人ひとりが情報を取捨選択する情報リテラシーを高めていくしかありません。
職場で注意喚起することも必要でしょう。
なんだかマッサージと似たような構図です。
マッサージ師は国家資格ですが、名称独占の資格です。
そのため、数日講座を受けるだけで○○マッサージセラピストと名乗れてしまうものもあります。
インターネットは業界を脅かす存在で、特にSNSは本当に無法状態です。
先日ヘッドスパがどんなものか、施術を受けてきました。
気持ちは良かったものの、その方は恐らく無資格者だったと思います。
ただ手順をなぞっているだけで、手から、分かっている感が伝わってきません。
それでいて料金が当院より高いのは、どうなんでしょう。
やはり施術の質では、知識の裏付けのある有資格者に分があるように感じました。
こうなってしまった以上、この流れを止めることは出来ないでしょう。
現代は情報があふれている分、プロとアマチュアの境界線が不明瞭になりがちです。
有資格者がその中で違いを見せるためには、厚みの違いを見せつけるしかありません。
結局、自分を磨いていく以外に方法はなさそうです。

