AIによるリストラ

パナソニック 早期退職の募集は10月 グループ構造改革で

パナソニックホールディングスが進めるグループの構造改革をめぐり、
主力の事業会社「パナソニック」で、来月(10月)、早期退職の募集が行われることが関係者への取材で分かりました。

パナソニックホールディングスは、今年度からグループの構造改革に乗り出していて、
全体の人員のおよそ5%にあたる1万人規模の削減を行うとしています。

パナソニックホールディングスは、一連の構造改革によって、テレビや家電など収益性が低い事業の見直しを進める一方、EVのバッテリーの生産やAI=人工知能を活用したサービスなどといった法人向けの事業を強化していきたいとしています。

一見すると、ただのリストラのニュースに見えます。
しかし、この構造改革の裏には、AIの台頭が発端となっています。

すでにAIは、実務レベルにおいてもかなりの進歩を遂げていると言います。
先日、AIに携わる方から話を聞きましたが、今後生き残っていけるのは一握りの技術者のみだそうです。
新卒者は仕事のできないお荷物であり、すでにAIは中堅技術者クラスの働きをするそうです。
技術の継承が失われていけば、実質的にAIを制御することはできなくなるでしょう。

AIはそもそも人の暮らしを楽にするために開発されました。
手間のかかる仕事を肩代わりする、便利な道具だったはずです。

しかし資本主義おいては、楽よりも利益の追求が最優先です。
楽になっても、その余剰分の労力は、結果的に利益の追求に費やされることになりました。

AIは非常にスピーディに結果を出力するため、人間は以前よりも多くの作業を要求されます。
その仕事自体も、人間にしかできない、大変で手間のかかる仕事です。
果たしてこの結果は、人間にとって良いものと言えるのでしょうか?

このリストラは、たんなる序章に過ぎず、今後はどんどん身の回りの出来事として降りかかっていくでしょう。
AIを賛美しているのは一部の人たちだけあり、そのために他が影響を受けるのは全く平等ではありません。
AIは使用に際し、多くの電力を消費します。
資源不足は一体どこに行ったのでしょう?
便利なものかもしれませんが、便利になった世の中でこれ以上何を求めるのでしょう。

私たちは、まずは足るを知ることを知るべきなのです。