読書録 vol.8
あなたを陰謀論者にする言葉 雨宮純
著者の言葉を借りれば、私は間違いなく陰謀論者であろう。
しかし、私自身は陰謀論者とは思っておらず、なぜそう思われるのかが、甚だ疑問である。
確かに陰謀論の中には、信じられないような話は存在する。
しかし、今回のコロナ騒ぎにまつわる動きは、あまりにも不自然ではないだろうか?
ワクチンの製造元である製薬会社各社は、ワクチンに予防の効果がないことを認めている。
そして、今回のワクチンがまだ治験の最中にあると、公式にも発表している。
先日も、ワクチンは心筋炎を起こすと副反応があるということが明るみになった。
それにもかかわらず、メディアはコロナの脅威を煽り、政府がワクチンを推進するのはなぜなのだろうか?
コロナに感染するより、副反応の方がよっぽど重症なのは、すでにデータ上はっきりしている。
その疑問に端を発し、点と点をつないでいくと、陰謀論と言われる思惑が、決して嘘ではないことに気付く。
筆者は理系の出身で、悪徳商法研究家であるという。
私には、そのフィルターが強くかかっているように感じた。
筆者の唱える、陰謀論者=悪徳商法という論調は単純すぎはしないだろうか。
少なくとも、私自身にそういった邪な気持ちは微塵ない。
結局、人間は自分の価値観でしかものを見ることができないのだ。
陰謀論という色眼鏡をかけた状態では、どう事実を並べて説明しても、陰謀論にしか思わない。
自分に都合の良い情報だけを集め、思考を停止し、陰謀論というパズルを組み立ててしまうからだ。
本書では否定されていたが、私はエネルギーの存在というものを確信している。
確かに目に見えないものであるから、それを証明する術はない。
しかし、私はそれを感じるし、施術において多くの結果を出している。
東洋医学のような民間療法は、効果があるから歴史があるのだ。
意味のないものを継続する程、人間はバカではない。
現に、私の中には、確固とした感覚として存在している。
筆者は恐らく、体験をしたことがない。
本書を読んで、私はそのような印象を受けた。
結局、人間は自分が経験した世界しか分からないのだ。
残念ながら、人間の想像力は、その程度にしか過ぎない。
多くの賢人が戒めの言葉を書物に残しているが、未だに争いごとが絶えないのがその証明だろう。
全体数からすると、私が少数派であることは重々承知している。
そういった意味では、筆者のような視点は、普通の人の目線を教えてくれるものである。
世間から見ると、やはり私は陰謀論者なのかもしれない。
とはいえ、自時系列でこのようにまとめられた本は今までになかったように思う。
部分部分では知っていたが、流れを知る上では大変役に立った。
こういった本がフォレスト出版から出ていることは大変驚きである。

