施術を受けて眠くなるワケ
施術中に寝てしまう方が多いです。
それは、施術がうまくいっている証拠です。
身体は、活動中には回復が遅くなります。
覚醒時には、周囲に注意を払い、また行動するために多くのエネルギーを消費するからです。
逆に、リラックスをした状態は、身体の代謝が促され、回復にエネルギーを利用することができます。
眠くなるというのは、身体の正しい治癒の反応なのです。
世間には痛い施術が数多くあります。
確かに、場所によっては痛みを伴うこともありますが、基本的には痛いと身構えて緊張します。
柔らかくしたいのに、わざわざ緊張させてしまう必要はないと、私は思うのです。
実際、刺激の強さはゆるみ方と比例しません。
強くやっても緩まない場合もありますし、弱い力で驚くほど柔らかくなる場合もあります。
最適なのは、組織の求める刺激量と、組織の求める方向を合わることです。
痛くないと効かない。
痛くないとやられた気がしない。
痛い方が後でスッキリする。
そういった方もいると思いますが、施術後に確認すると、実は柔らかくなっていないケースは数多いです。
感じた痛みの大きさを、本人が効いたと思って勘違いしてしまっているのです。
強い刺激は必ず慣れます。
慣れると、どんどん強い刺激を求めるようになります。
そうなっているのなら、もう一種の性癖であり、中毒と変わらないかもしれません。
もう一度言いますが、ベストなのは、安心して身体が受け入れてくれる刺激、即ち、眠くなる施術です。
マッサージでも、下手な人だと妙に身体が緊張してしまい、不思議と眠くなりません。
眠気は、治癒の反応が始まったことを知らせる、身体からの大切なメッセージなのです。

