普通が一番、けど、それが一番難しい
普通という言葉は日常的に良く使います。
意味を調べると、特に変わっていないこと、ごくありふれたものであること、とあります。
身体においては、普通を維持するのが一番難しいかもしれません。
身体には、この普通を維持するためにホメオスターシスという機能が備わっています。
身体をとりまく環境は時々刻々と変化をしますが、体内では常に変わらないことが求められます。
ホメオスターシスは、外部からの影響を排除し、身体を特に変わらない状態に保つための大切な働きです。
身体は普通が基本の状態なのですが、この普通が崩れた状態が病気です。
特に変わらないが変わってしまうことで、通常の代謝に影響が出て、機能異常を起こすのです。
普通が大事なのは、メンタルの面でも同様です。
身体に注意を払うのは健康を維持する上で非常に大切なことです。
身体のメッセージにいち早く気づくことができれば、重症化を防ぐことができるでしょう。
しかし、気にしすぎるということもよくありません。
気にしすぎることで、それがストレスとなり、普通が保てなくなってしまうからです。
健康診断の結果は、気にしすぎる原因になるかもしれません。
例えば、肝臓の数値が悪かったから、好きなお酒を辞めた。
確かに肝臓にとってはとても優しい決断ですが、好きなお酒を辞めるというのは本人にとっては大きなストレスになるはずです。
肝臓にはプラスかもしれませんが、ストレスによって他の影響が出てくるかもしれません。
何事もほどほどが良いことは、実はみなさん知っています。
しかし、それが難しいこともみなさん良く知っています。
偉そうな講釈を垂れている私も、正直に言うと出来ていないです。
普通は、一番難しいのです。

