肺と肩こりの関係
肺と肩こりには関係があります。
実は、肺は構造的に、首からぶら下がっている臓器なのです。
肺は胸膜という膜で覆われています。
さらに肺のてっぺんは、シブソン筋膜という強靭な膜で補強されているのですが、そこからさらに、首へと繋がる靭帯が伸びています。
この靭帯の緊張や胸膜の癒着が、肩こりの原因になるのです。
体内において、すべての組織には滑りがあります。
滑り合うことで、お互いが邪魔をすることをなく、身体はスムーズに動くことができます。
しかし、癒着や緊張は、これらの動きに歯止めをかけます。
全体の動きがぎくしゃくし、その結果、身体の一部に負担がかかりやすくなってしまうのです。
例えば、風邪を引くと、肺ではウィルスや細菌感染が起こります。
感染の程度にもよりますが、肺を包む胸膜が感染によって癒着を起こします。
胸膜の癒着によって、首へと繋がる靭帯が緊張し、その結果、肩こりの症状を引き起こすのです。
また、慢性的な呼吸器の疾患を抱えている方は、ほとんどの人に首の変形が起こっています。
これは、首が靭帯に引っ張られることによって、骨が前方に突出し変形してしまうのです。
これも、呼吸器が首に影響していることの証明でしょう。
デスクワークは肩こりの原因になりますが、負担がかかりやすくなっている、真の原因があります。
また、喫煙はもちろん、肩こりを引き起こす一因です。
意外かもしれませんが、呼吸器の状態も、肩こりに関係しているのです。

