病気になる理由
人はなぜ病気になるのでしょうか。
感染症であれば細菌やウィルスが原因ということがハッキリしています。
しかし、世の中の多くの病気はその原因が分かっていません。
現代医学で判明しているのは、その病気の特徴、傾向です。
例えば、へバーデン結節という指の第一関節の変形があります。
この病気で分かっているのは、関節が変形していく過程で起こる、炎症による痛みということです。
統計学的に、高齢の女性に多く、手をよく使う人が発症しやすい傾向があります。
しかし、なぜこういったことが起こるのかという原因は、全く分かっていません。
病院で調べて分かることは、検査の結果に表れる事柄だけです。
例えば、整形外科領域の疾患でレントゲンを撮った場合、骨の変形がないとそれ以上の診断はできません。
内科の領域でも言えることですが、どんな病気でも確定診断ができるわけではないのです。
ハッキリとした所見がない場合、多くの医師はストレスという言葉を口にします。
医師の逃げ口上にも感じますが、私は一部正しいと思っています。
心と体はつながっていて、身体は感情によるダメージを受けるからです。
ストレスは思っている以上に身体に影響します。
一例を挙げると、ストレスの感受性が高い甲状腺は、働きが低下し、委縮をします。
甲状腺からは、身体の代謝に関係する大切なホルモンが分泌されています。
ストレスによって身体の機能は確実に制限されるのです。
感情は、物理的なダメージよりも、強く身体を傷つけます。
実際、身体の傷よりも、心の傷の方が癒えるまでに時間がかかります。
中には何年も傷が癒えず、深いトラウマとして日常生活に影響する場合もあります。
ストレスを感じる時、私たちは感情の身体も傷ついているのです。
多くの病は、拡大解釈すると、自己免疫疾患です。
結局は、症状の大小にかかわらず、自分で自分を傷つけることによって引き起こされる反応です。
先に挙げたへバーデン結節も、自己の免疫細胞が関節を攻撃することで炎症が起き、変形が生じるのです。
自分で自分で否定することは、自己免疫疾患の始まりです。
感情のエネルギーは、思い続けていると、実際に身体に影響します。
私たちの意識には、思っている以上に強い影響力があり、身体にもそれが反映されてしまうのです。
私は、自己否定が病気の始まりだと考えています。
私たちはそれぞれ、世界に一人しか存在せず、それぞれに価値のある存在です。
一人一人違いがあって当たり前、他者との比較には、本来意味がありません。
自己の否定は、次第に自分を傷つけるようになります。
私なんてダメと思っていると、それが肉体にも現れてしまうのです。
自分を肯定して生きる。
ポジティブに生きて何が悪いのでしょう。
周りからどんな意見があっても、自分は自分の最大の応援団であるべきです。
私は、これが健康の土台だと固く信じています。

