見ていて怖い

先日のボクシングのタイトルマッチはご覧になりましたでしょうか?
コロナで延期になり一時は実現が危ぶまれたこともあった、村田選手とゴロフキン選手の世紀の一戦です。
結果はゴロフキン選手の勝利でしたが、村田選手も善戦し、非常にいい試合でした。

今回の試合のミドル級は、72キロとなかなかの重量です。
また、村田選手は172センチ、ゴロフキン選手が178センチで、一般的には大男の部類に入ります。
一般人だとしても、そのパンチは相当な威力を持つはずです。
試合を観ていて、だんだん顔が腫れあがる村田選手の姿に恐怖を感じました。

人間の頭がい骨は、70キロの衝撃を受けると骨折するそうです。
この70キロは場所にもよると思いますが、眼窩底等は特に骨折しやすいかもしれません。
ボクサーは日頃の鍛錬で普通より骨が丈夫になっているかもしれませんが、中の脳みそは鍛えられません。
ハードパンチャーで有名な二人のパンチの衝撃は、内部へのダメージも相当なものでしょう。
だからこそ、パンチドランカー等、ボクサーには脳の疾患が多いのです。

昔は純粋に格闘技を楽しめましたが、最近は施術者側の視点で見てしまうので以前より楽しめません。

脳は大丈夫なのだろうか?
骨折はしていないだろうか?
こんなに殴られたら、相当の挫滅があるなぁ。
うわっ、あんなに腫れあがって痛そう。

壊れていく姿を見ていると、辛くなってしまいます。
特に、私は最近、遊びで組み手をして肋骨を傷めたこともあって、目線がそちらに向きがちです。
素人の打撃でもこんなにダメージが残るのに…。

好きではありますが、格闘技は見るもの。
格闘技は健康を犠牲にするスポーツかもしれません。