デジタルの二面性

身体の中に蓄積した老廃物の排出を促す健康法をデトックスと言います。
しかし近年、情報の制限をする、デジタルデトックスも注目されるようになりました。
現代社会は、非常に多くの情報で溢れています。

具体的にデジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコン端末などのデジタルデバイスに、触れない日を作ることを言います。
スマホやパソコンは、私たちに非常に多くの情報量をもたらすツールです。
便利ではありますが、その反面、私たちはその情報に振り回されている部分もあります。
例えば、ネガティブなニュースを見て、悲しい気持ちになってしまったことはないでしょうか?
知ってしまったことによって、感情が揺れ動き、エネルギーを消耗してしまうのです。
そして、単純な情報量だけでなく、目からは、光や色、動き、音等の強い刺激が入ってきます。
これらの刺激に身体が反応し、脳が疲れやすくなってしまうのです。

脳は、1日に6万回思考していると言います。
私たちの意識下で、脳は非常に多くの仕事をしています。
しかし、デジタルデバイスからの刺激が入ると、その処理に余計なエネルギーを使います。
現代人に目や肩の疲れ、自律神経の失調が多いのは、これらが影響していると私は考えています。

物事には二面性があります。
デジタル社会は便利ですが、決して便利ばかりではありません。
その弊害が身体の症状であり、コミュニケーションの希薄化もその影響でしょう。
使わないのはもはや考えられませんが、使わない時間を設けることが今後は必要なのかもしれません。