基準が変わってしまう

人は適応する生き物です。
環境に適応する能力が高かったからこそ、人類の繁栄があります。
しかし、その能力には、本来、良い、悪いはありません。

先日、患者さんから、今度はツラくなってから来た方が良いですか、ということを聞かれました。
その場では、1週間ぐらいで来た方が良いとお伝えしましたが、実はとても違和感を覚えていました。
この質問、何が変なのか、お判りでしょうか?

ツラいよりもツラくない方が絶対にいいはずです。
特殊な性癖等があるなら別ですが、ツラいからこそ、施術を受けに来ているはずです。
しかし、この方はツラいの日常になっているのでしょう。
ツラいことが、さも当たり前であるという風に、受け入れてしまっているのです。

先程も言いましたが、人間は適応します。
ツラいのが当たり前になると、次第に、それが普通であると身体が認識を変えてしまいます。

身体の声に気付けていれば、決して酷くなることはありません。
ツラいのが当たり前は異常なことに、私たちは気付かなくてはならないのです。