症例報告 50代 男性 腰痛

座っていると仙骨の部分が痛くなるという男性です。
座り始めは痛くはないが、時間が経つとだんだんと痛くなってくるということでした。
また、腰を曲げる動作でも痛みを感じるそうです。

まず私が気になったのは胸郭の固さです。
胸骨を触ると鋭い痛みがあると言います。
動きをみると胸郭がガチガチに固まっていて、強い制限があります。
一見、腰痛とは関係のない様に思えますが、胸と腰には関係があります。
腰痛持ちには胸の固い人が多いですが、逆に腰は動いているケースが多く、腰が代償をしているのです。

次に気になったのは足の固さです。
骨は固いものですが、同時に柔軟性も兼ね備えている状態が正常です。
しかし、柔軟性が乏しい固くなりすぎた骨だと、腰への負担が大きくなります。
足が腰に関係しているケースは非常に多いです。

また、お腹を触ると膀胱や前立腺の固さも目立ちます。
これらの臓器は靭帯を介して恥骨に付着しています。
恥骨は、腸骨と仙骨とともに骨盤を形成しているため、やはり腰痛に関係しています。

これらの制限をアレルセラピーと手技によって緩和し、他のバランスも整えていきます。
施術後は仙骨の痛みがなくなり、腰を曲げても痛くなくなったそうです。

腰痛の場合、確かに腰にも問題は出ているでしょう。
しかし、決して腰だけが身体を支えているのではありません。
様々な場所で分散しながら、各々が身体を支え合っているのです。